みなさんが、
経験している出来事は、
一見、
よい出来事とか、
悪い出来事とか、
決まった意味があるように感じられるかもしれません。
本当は、
よい出来事でもなくて、
悪い出来事でもないんです。
よい出来事であり、
悪い出来事なんですよ。
よい意味と悪い意味が両立して、
中立な状態で、
出来事は、
いつも起きているんです。
よい意味とは、
その出来事を、
みなさん自身の人生と、
結びつけようとするようなことなんです。
悪い意味とは、
その出来事を、
みなさんの人生から、
切り離そうとする考え方なんです。
思い出してくださいね、
みなさんの本当のすがたである、
「大いなるすべて」という意識は、
みなさんのまわりにあるものごとは、
すべて、
ひとつのところから始まっているということを、
知ってるんです。
みなさんのまわりで起きているすべての出来事を、
みなさんの人生から、
切り離すことはできないんです。
だから、
みなさんが、
悪い意味をつけようとすると、
「間違っているよ」
と教えようとして、
何回でも起きてしまうんです。
みなさんのまわりで起きている出来事に、
よい意味をつけると、
みなさんのこころのエネルギーのバランスが、
とれてくるんです。
みなさんは、
本当は、
すべてのものごとを、
切り離すことはできないということを、
知っているからなんです。