「大いなるすべて」は、
すべての観測者なんです。
「大いなるすべて」が、
観測するのをやめて、
眠りにつくと、
それが”ひとつ”になるんです。
「大いなるすべて」は、
”ひとつ”の一側面なんです。
”ひとつ”は、
常に存在しているんです。
「大いなるすべて」と”ひとつ”は、
同時に存在しているんです。
だから、
本当は、
眠りにつくとか、
目を覚ます前というのはないんです。
”ひとつ”を、
別の言い方ですると、
”意識がない状態”だというふうにも言えるんです。
意識というのは、
「今、ここ」で、
この瞬間に、
自分自身に気づいていることなんです。
だから、
”ひとつ”には、
自分という意識がないんです。
本当は、
観測者が、
存在する前ということ自体が、
ありえないんです。
すべては、
無限の領域に、
存在しているんです。
だけども、
量子力学では、
観測者がいないと、
無限の領域を経験できないと言っているんです。
観測することで、
無限の領域が、
経験に結晶化するんです。
量子力学での観測者効果、
”観測することで波を収束させる”ということなんです。