”でも、
それはおかしい、
世の中にはこれがいやだ、
辛いと思うようなことを、
選択し続けているひとがいる”
”もし、
ひとはつらいことから遠ざかるとしたら、
なぜ?
好きでもなくつらい思いをすることを、
選択し続けるのだろう?”
この疑問によって、
観念や定義を深く探究できて、
自分が、
ある行動をする理由が、
わかってくるんです。
”ひとは、
自己保存の感覚から、
苦痛やつらいことより、
快適なことを選択するのだ”
と知っているにもかかわらず、
自分にとって、
つらいことを選択し続ける。
これは、
自分の持っている観念や定義について、
重要なことを、
教えてくれているんです。
それは、
こういうことなんです。
”これは苦痛に見えるけれど、
この行動を選択する方が、
自分にはメリットがある”
という観念を教え込まれているからなんです。
こんな観念を持っているから、
”選びたくない”
と言いながら、
あるひとつの行動を、
選び続けてしまうことになるんです。