みなさんには、
本能的に、
メリットがないことから遠ざかり、
メリットがあることを、
選択するという行動をとるはずなんです。
そうすると、
“苦痛を感じるとわかっていても、
選択してしまうのはどうしてだろう?”
という疑問が湧いてくるはずなんです。
本能的にメリットがある方へ行こうとするのに、
辛い方を選んでしまうのは、
重要なことを教えてくれているんです。
それは、
メリットがないにもかかわらず、
苦痛を感じることを、
選択させる観念を持っているということなんです。
“苦痛に見えるけれど自分にはメリットがある。”
こんな定義を持っているからなんです。
“お金持ちになりたいと”と思っていても、
“お金持ちは悪いことをやって稼いでいる”
というような観念を持っていると、
お金持ちになりたいという思いより、
悪人にはなりたくないという思いが強いので、
豊かさを遠ざけてしまうことになるんです。
こんなふうにして、
自分が疑問を感じることに、
向き合っていくと、
心の中で強く信じ込んでることが、
理解できるようになるんです。