存在するということは、
ポジティブなエネルギーと、
ネガティブなエネルギーが、
混ざり合っている状態なんです。
お互いに支え合ったりして、
お互いが、
お互いを、
認識している状態が、
存在しているということなんです。
相反するものが、
対になっている状態が、
存在の単位になるんです。
だから、
何かが”ある”ということは、
”ある”のなかに、
ポジティブな働きと、
ネガティブな働きが、
同時にあって、
”ある”ということが、
成立するんです。
自分ということを、
自分で認識するためには、
自分以外のものが、
必要になってくるんです。
だけども、
自分と自分以外は、
対になって、
自分自身を認識するということを、
成立させているんです。
この世界の始まりは、
自分が、
何者かわからない状態から、
”わたし”という認識を、
創りだしたときから始まっているんです。
そうして、
”わたし”が”わたし”だという認識を、
創りだすためには、
“わたしでない”というものが、
必要になるんです。