意識は、
本当は、
統一されたひとつの意識なんです。
ポジティブな考えがあるときは、
統一性を保っていて、
自分の意識がひとつであるということを、
認識できるのです。
だけど、
ネガティブな考えが、
意識の中に入ってくると、
意識が、
分離を起こしていきます。
人格が、
ばらばらに、
解体されていくんです。
この状況のときの自分と、
あの状況のときの自分が、
別々に、
なってしまうんですよ。
ブレる人になってしまうんです。
そして、
ひとつひとつの人格の中に、
その人格の固有の考えを、
持つようになるんです。
そうなってくると、
全体としてのみなさんの人格は、
どれが本当の自分なのかが、
わからなくなっていってしまうんです。
自分で、
自分らしくない考えを、
見つけ出しても、
なかなか、
状況が変わらないのは、
このネガティブな考えの罠に、
引っ掛かっているからなんです。
ネガティブな考えは、
ネガティブな観念を持ち続けてほしいからなんです。
どうして、
ネガティブな考えは、
持ち続けてほしいという特徴があるのかというと、
ネガティブな考えは、
ばらばらに、
解体されて、
最後には、
なくなってしまうからなんです。