なにか精神的な別れ道に来て、
コインを投げて、
表が出たらAへ、
裏が出たらBへ、
行こうと決めたとします。
コインを投げてみて、
表が出て、
”Aへ行け”と、
コインが要ったとします。
自分が行きたい方向と、
一致している。
だけども、
時には、
別のことが起きることがるんです。
コインを投げて、
表が出て、
コインは、
”Aの道をいけ”
という答えを出したとき、
みなさんの反応は、
”いやいや、
本当は、
自分はBの道へ行きたいんだ”
という思いが出てきました。
コインが、
自分自身が生きたい方向と、
違う方向を示したことで、
それに対する反応として、
自分の方向が、
明確になるということなんです。
光を引き出すために、
闇を使って、
答えを出したということなんです。
こころの中に、
ちょっと不確かな部分があることで、
光の中にも、
常に、
闇があることがわかるんです。
そうして、
”ノー”と言われることで、
確信を得るということは、
闇の中にも、
光があるということなんです。