みなさんの目に前にあるものが、
絶対的に、
みなさんの目の前にあるとは限らないんです。
みなさんの目の前にあるものは、
みなさんが、
目で見たり、
手に触れたり、
においを嗅いだりして、
目の前にあるということがわかると思うんです。
だけども、
それは、
頭の中で、
目で見ているという感覚、
手で触れているという感覚、
匂いで感じているという感覚を、
創りだしているだけかもしれないんです。
みなさんが、
経験している世界が、
絶対的に、
物質的に、
存在しているとは、
限らないということなんです。
みなさんの頭の中で、
物質的な世界が、
絶対的に、
存在しているという夢を、
見ているだけかもしれないんです。
みなさんが、
”わたし”ということを、
認識できるのならば、
”わたし”が、
”世界を眺めることができるのは、
どうしてなんだろう?”
と考えてみて下さい。
みなさんは、
両親から生まれてきて、
みなさんの両親には、
両親がいるというふうに、
遡っていくと、
”どうしてこの世界があるのだろう?”
ということにたどり着くと思うんです。