皆さんが、
祈りの言葉やイメージのちからを使って、
「自分は成功者だ」
という観念を創りだそうしたときに、
それを否定する感覚を覚えることはありませんか?
この現実世界、
物質的な世界には、
必ずそれと矛盾する概念や感情や考え方があります。
だけどそれは、
この世界で、
起きてくる出来事のバランスを、
とるためであったり、
相対する概念や感情や考え方を、
正確に理解したり感じたり知るために、
作られた仕組みなのです。
ふたつはひとつなのです。
だから、
「自分は成功者だ」
と考えようとするとき、
「自分は成功者ではない」
という感情がわいてくるのです。
ここでやってはいけないことは、
「自分は成功者ではない」
という考えから逃げようとすることです。
そういう考え方から、
逃げようとすると、
いつまでも追いかけてきます。
大事なことは、
相対する考え方、
矛盾する考え方があることを、
認めてあげることなのです。
そうすれば、
それはもう力を失ってしまいます。
そして、
最後には、
すべてはひとつになっていきます。
「大いなるすべて」の、
無条件の愛でひとつにまとまっていきます。