易の基礎知識その3

大成の卦の説明

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爻位は下から初爻、二爻、三爻、四爻、五爻、上爻と数えてゆきます。

応爻とは、初と四、二と五、三と上の関係をいいます。陰と陽の組み合わせが良く、陰と陰、陽と陽の組み合わせは良くありません。

比爻は、隣り合った爻同士の事をいいます。陰と陽の組み合わせが良く、陰と陰、陽と陽の組み合わせは良くありません。

応と比は、応の関係の方が、比の関係よりも強く、応は親戚の関係、比は隣近所といった感じです。

 

正と中

正とは、初・三・五の陽位には陽が、二・四・上の陰位には陰が居る事をいいます。また、初・三に陰がいたり、四・上に陽がいたりする事を不正といい、あまり良い事ではありません。
また、中とは特に、二爻と五爻の事をいい、この 場合二爻に陽がいても、五爻に陰がいても不正にはならず、中正の徳が保たれています。

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