易とは

変化の兆しを知り、天の時を知る為につくられた学問です。

儒教の経典、五経(易経・書経・詩経・礼経・春秋)の中の一つで、儒教の開祖である孔子は、易経を第一経として、生涯に経典を束ねている紐が三度切れる程読み返したといわれています。

また、江戸時代、寺子屋では、読み・書き・そろばんに加え、儒教の経典を教えていたということで、かつてはなじみのある学問であったのです。

 

易の起源
易は今からおよそ三千年前に、中国の黄河流域で始まったといわれています。

初めに、天・沢・火・雷・風・水・山・地の八卦を作ったといわれるのは伏儀です。
そして、それを上下に組み合わせて、六十四卦を作りました。

その六十四卦に、彖辞をつけたのが、文王で、三百八十四爻に爻辞を付けたのが、文王の子共の周公だといわれていますが、実際は、易占の記録が残されていて、その中で的中した事柄をもとに、長い時間と、多くの人たちの手によって編纂されたといわれています。

現在の易が完成したのが、周の時代ということで、周易とも呼ばれています。

 

易の字は、、

易の字は二通りの解釈の仕方があります。

一つは、蜥易説といって、トカゲから象形文字だという説です。トカゲの日の部分は頭を表して、勿の部分を同体と四つの足を表しています。又トカゲは、一日に十二回も体の色を変えるところから変わるという易の義も表しています。

もう一つは、日月説です。日は陽を表し、月は陰を表しています。易は陽・陰を根源的な二元とするもので、日と月をあわせたものが易だというのです。

 

易の三義
易の内容について一言でいうと、 易簡・変易・不易です。

易簡とは、易は自然界の法則を陽・陰の二元で説明しているから分かりやすい。
分かりやすいから従いやすいということです。

変易とは、自然界にあるものは、全て変化している、一時でも変化しないものはない。
易はその変化を教え、それに対応する方法を教えるものだというのです。

不易とは、自然界のすべての物は、常に休むことなく変化しているが、そこには一定の不変の法則があり、易はその一定不変の法則を教えるものである。

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